(出典:http://blog.livedoor.jp/airigh/archives/1935386.html)

今回は「イチローズモルト」の秩父蒸留所や歴史、その特徴や味わい、香り、色についての基本情報を取り上げていきます!

今や世界的なウイスキーとして愛されている日本が世界に誇るベンチャーウイスキー「イチローズモルト」の魅力や基本的な情報、値段、種類などを記載していきます!

創業は最近なのにとても種類が多いので、そちらは別にまとめました!詳しくは「ウイスキーイチローズモルトの全種類と味や香りの特徴をご紹介!」をご覧ください!

 

まずはイチローズモルトの秩父蒸留所の紹介や歴史について書いていきますね!その後、イチローズモルトの味、香りや色の特徴や種類、銘柄紹介をしていきますね!

 

イチローズモルトとは??

(出展:http://blog.chichibu-life.com/entry/2016/01/12/101402#%E4%BD%95)

イチローズモルトとは、埼玉県秩父市にある株式会社ベンチャーウイスキー(秩父蒸留所、他)がつくるジャパニーズウイスキーのことです。

2007年、アルコール度数56%のイチローズ・モルト カードシリーズの「キング オブ ダイヤモンズ(KING OF DIAMONDS)」は、イギリスのウイスキーマガジンのジャパニーズモルト特集で最高得点の「ゴールドアワード」に選ばれております。

2012年2月には蒸留した最初のモルトウイスキー「秩父 ザ・ファースト」がジャパニーズウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2017年3月にもイギリスのウイスキーマガジン主催の「ワールドウイスキーアワード2017」で秩父蒸留所のイチローズモルト銘柄「イチローズモルト 秩父ウイスキー祭2017」が「シングルカスクシングルモルトウイスキー部門」で世界一に選ばれました。

これにより名実ともに世界に誇る日本のウイスキーの代表の一つになりました!

 

秩父蒸留所とその苦労の歴史

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ベンチャーウイスキーの創業者は、肥土伊知郎(あくと・いちろう)さんです。

肥土の実家は1625年から続く老舗の東亜酒造(羽生蒸留所を運営)で、父親の時代で経営が悪化し、2004年にキング醸造の傘下になりました。実家の危機に直面した肥土さんは、東京農業大学を卒業後、サントリーに勤めていましたが、家業を継ぐために帰郷し再建を考えました。

再建するためには、ウィスキーづくりから撤退と期限を決めて設備の撤去、そして「残っていた400樽相当のウィスキー原酒を廃棄する」という条件が課せられていました、、、、

その後肥土さんは、この原酒を預かってくれる企業を探し、苦労の末に福島県の「笹の川酒造」に原酒を預かってもらう許可を得ました。※サントリーには断られたそうです。

その後、その原酒を元にウイスキーの販売を行う会社として、2004年9月に株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げました。そして、2007年に秩父市に新蒸溜所(秩父蒸留所)を設立したのです。

 

 

イチローズモルトはいつ?どうやって作られるのか?

肥土さんは自分でウイスキーをつくるために、日本中のBARを訪ねて様々なウイスキーを試飲していき、その違いを味わってきました。また、ウイスキーの本場といわれるスコットランドにも視察に出向き、ウィスキーづくりを学びながら、自前の蒸留所を立ち上げる準備を進め、2007年に秩父蒸留所を立ち上げました。

そして、この蒸留所の設備だけで2億以上かかったそうで、土地や建物等を入れるともっとだそうです。。。

 

なぜこんなに高くなってしまったのか??

それはウィスキーの製造設備に徹底したこだわりを持ち、わずかな形の違いで味が変わってしまうのでポッドスチル(蒸留器)はスコットランドのメーカーから直接輸入しました。小ぶりでストレート型のヘッドを持つポットスティル。これがヘビーでリッチな味わいを生み出す形状なのだそうです。蒸留の回数は2回にしています。

 

また、ウィスキーの原材料を発酵させる発酵槽には、日本古来の木材である「ミズナラ」を採用。「ミズナラ」の丸太を肥土さんが北海道に買いに行き、樽職人がパンチョン樽に加工し、自社のシングルモルトを貯蔵するという独自の方法を用いています。現在、この樽づくりも自前で行っているようです!(ほかにもシェリー樽などもあります。)

 

ほかにも、貯蔵庫内は、人工的な温度調整を一切しません。これは秩父のような夏は暑く高湿度で、冬は乾燥してとにかく寒いという気候風土が、実はウィスキーづくりに最適だからです。ウイスキーづくりで気候は大切です。

 

 

味や香り、色の特徴

秩父蒸留所は夏は高温多湿、朝晩が氷点下にいたる寒さの厳しい環境です。その厳しい環境がウイスキーの熟成に多大な影響を与えており、短い熟成期間にも関わらずフルーティでバランスの良いウイスキーが仕上がるのが特徴です。

ミズナラで作成した樽で熟成させると、「お香」を思わせるオリエンタルな香りがし、これを「寺社仏閣の香り」と呼んでおり、世界のウイスキー愛好家を愉しませています。

バニラの香りがするものやナッツの香りがするものなど、一概にこうであるとは言えない逸品です。

 

代表的な銘柄紹介

イチローズモルトを大まかに分けると3つに分けられる。イチローズモルトの中でも特に希少な「カードシリーズ」と、最近よく見かける「リーフラベルシリーズ」、そして秩父蒸留所だからこその「秩父シリーズ」がある。

その他に、ブレンデッドウイスキーの「チチブ ブレンデッドシリーズ」があります。

今回はその中でも代表的なものをご紹介します!!

 

 

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ

2009WWA「ベストジャパニーズ・ブレンデッドモルト」に選ばれた世界に認められた日本のウイスキー。

このダブルディスティラリーズ(DD)はアルコール度数46 %の今はもうない羽生蒸留所と秩父蒸留所のモルト原酒をバッティングしています。羽生蒸溜所原酒はパンチョン樽を主体にシェリー樽、秩父蒸溜所のモルト原酒はミズナラ樽を使用。ミズナラ樽ならではのオリエンタルなフレーバーが羽生蒸溜所原酒の甘さを引き出し、絶妙なハーモニーを奏でています。

2つの蒸留所のモルトをブレンドしているため「シングルモルト」とは呼べませんが、いずれも肥土伊知郎氏により造られた2つの蒸留所のモルトブレンド、通称「DD(ダブルディスティラリーズ)」2つの蒸留所という意味です。

ラベルは、ジャパニーズオーク「ミズナラ」の木の「リーフ=葉」をイメージしています。

 

イチローズモルト ワインウッドリザーブ

赤ワイン熟成樽の空き樽をウイスキーの後熟に使用した逸品です。熟成樽を入れ替えるというひと手間が、通常の熟成とは異なる複雑さをウイスキーに与えることとなり、味わいも複雑なものとなっています。モルト100%のウイスキーの華やかさと、豊潤さに、フレンチオーク樽による個性が加わりました。フルーティーではあるがビターチョコレート、オレンジピールなどの少しビターが加わった複雑な味わいが特徴です。加水していくとマイルドに柔らかくフルーティさが際立ってきます。色は赤みを帯びた褐色です。

 

イチローズモルト&グレーン プレミアム ブラックラベル

長期熟成の原酒の力強さが感じられ重圧で複雑な深いコクのある味わいです。甘みのある熟した果実のようなトップノート。ホワイトラベルに比べると長熟原酒の特徴が十分に感じられ、ストレートでお飲みいただくとよりしっかりとした本格的なウイスキーが味わえます。

 

イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル

ブレンド向きな原酒をキーモルトに、9蒸留所のモルト原酒と2蒸留所のグレーンウイスキーをブレンドしています。爽やかな柑橘系の果実を感じさせるトップノート、クセの無い素直なやさしい味わい、軽快、麦由来の上品な甘みが特徴です。ハイボールがおすすめ!!

 

イチローズモルト 秩父 ザ・ファースト

秩父蒸留所の記念すべきファーストシリーズのシングルモルトウイスキーです(記念である逸品)。
2008年に稼動を開始した秩父蒸留所の原酒が、ウイスキーの世界基準である3年の熟成を経てリリースされました。若いですが、飲んでみてびっくりしてください!

 

イチローズモルト ザ・ファイナルビンテージ・オブ・羽生

WWA2008の熟成年数12年以下のクラスにおいて、ベスト・ジャパニーズ・シングルモルトウイスキーを受賞したお酒です。
しかも、2年連続受賞した逸品なのです!2000年に惜しまれながら蒸留を停止した「羽生蒸留所」の最後の作品となっています。
Amazonにも画像がない。。。

 

イチローズモルト カード ジョーカー

これは、イチローズモルトの中でも、一番有名かもしれないです。羽生蒸留所で生産され、熟成されていたウイスキー原酒で作られたボトル「カードシリーズ」の54枚目。つまり、羽生蒸留所原酒の最後のお酒として有名なのです。これ、めちゃくちゃ高い(笑) 通称「ジョーカーカラー」。


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whiskey

Whis&keyの運営部代表。日々ウイスキーの研究をしているが、奥が深すぎてついていけない(笑)ウイスキーが大好きで、もっとウイスキーを知ってもらいたいので初心者にもわかりやすい情報を、と奮闘中!ウイスキーに関連するビジネスをしていきたい!近日中にbarを開きます!