コンビニに行けば必ずと言っていいほど置いてあるウイスキー。今では角をはじめ、ブラックニッカやミニボトルの白州、知多、山崎なんかを売っているお店が多いですね。

そんなウイスキーなのですが、そもそもウイスキーとはいったい何から出来ている飲み物なのでしょうか?今日はウイスキーの気になる造り方を紹介していきたいと思います。

ウイスキーは大麦と水が原料?

ウイスキーの原料となるのは「大麦」と「水」の2つだけ。きっと多くの方はあのおいしいウイスキーがたったこれだけの材料で作られていることに驚くはずです!

しかしたった2つの原料だとしても、製法や地域によって驚くほど味わいが変わってくるので不思議なアルコール飲料ですよね!

大麦を糖に変える魔法の手順

まずは大麦を使っていきます。

大麦に含まれている「デンプン」という成分。これはお米なんかにも含まれていて、とある作用によって糖分に変化します。

その作用とはズバリ酵素によるもの。ウイスキーを作る時はまず大麦を粉砕して大麦内の酵素を作用してデンプンを糖にしなければなりません。

このデンプンを糖に変える手順は糖化と呼ばれていて日本酒などのお酒にも使われているんですよ!

デンプンを糖に変えた理由は?

大麦のデンプンを糖化させましたが、この糖化させた大麦の汁のままだとまだアルコールにはなっていません。

そこで酵母と呼ばれる菌類のパワーを借りて糖をアルコールへと変えていきます。

この糖をアルコールにする工程を発酵と言います。だいたいこの発酵が終わるとアルコール度数が7パーセントの液体になっているわけです。この工程がしたいためにでんぷんを糖に変化させたんですね!

ウイスキーのアルコール度数が高い理由

発酵という工程によってアルコール度数が7パーセント程度の液体になったのですが、ウイスキーのアルコール度数はおおよそ40度くらい。まだ全然アルコール度数が足らないですよね。そこで次に行う工程が「蒸留」です。

この蒸留とは、先ほどの液体を加熱することによって水よりも早く気体になりやすいアルコール成分を取り出すという行程のことで、日本ではこの蒸留が2回行われることが多いです。しかし世界的には3回蒸留や、2.5回蒸留など回数は決まっていません。

ここで蒸留した後の液体は、アルコール度数が70度近くなります。今度はウイスキーのアルコール度数を大きく上回ってしまいましたね。

ウイスキーに欠かせない熟成

さてアルコール度数が70度程度の液体と水を樽に入れていきます。この樽に入った液体を何年も寝かせることによって樽の成分や色素と複雑な化学反応を引き起こすのです

この工程を熟成と言います。そんな樽なのですが、ただの樽ではなくて内面を焦がした特殊な樽です。

さらに重要なのは樽の原料です。なんの木材を使用して樽を作っているのかによって味わいや香りが大きく異なります。

世界や日本ではホワイトオークやミズナラ、スパニッシュオークなどさまざまな木材でウイスキーが作られています。

ついに完成、ウイスキー!!

さて樽の中で何年も寝かされたウイスキーの原酒を今度は職人さんの技術によって混和させます(この工程をヴァッティングと言います)

こうして出来上がったのがシングルモルトのウイスキー。ボトリングして出荷されているのです。